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特集|のんびりはじめる菜園生活

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のんびりはじめる菜園生活

おうち時間の増加や、健康に対する関心の高まりから、注目が集まっている「家庭菜園」。
採れたての野菜を味わえて、植物と触れ合う時間を持てる家庭菜園は、癒し効果も抜群です。
今回のぐらんぱどでは、家庭菜園で育てる作物の選び方と、初心者でも育てやすい人気の野菜を紹介します。自分なりのおうち菜園生活を楽しんでみましょう。

 

◆場所選び
家の庭やベランダ、市民農園など、どこでどのような作物を育てるか決めましょう。
[プランターのメリット]
作物の様子をこまめに管理できる。必要なだけすぐに収穫できるので便利。悪天候時に対処がしやすいのも大切なポイント。
[庭・農園のメリット]
地植えに向いた作物が植えられる。(プランターで管理が上手くいかなかった野菜も育ちやすい)土の中深くまで根が張れるので育ちも大きく、収量の期待大。

◆種から育てるのは難しい
一般的に種からの苗づくりは難しいと言われています。はじめて栽培する場合はホームセンター等で売られている苗から始めてみましょう。

◆栽培セット
トマトをはじめとした野菜栽培セットを購入するのもおすすめです。必要な道具が最初から揃っているので、その日から楽しむことができます。最近ではペットボトルで育てられるタイプも出ています。

◆最小限の道具
プランター菜園の場合、揃える道具は「プランター」「野菜の土」「ジョウロ」、これだけあれば家庭菜園を始められます。

 庭が使えなくても大丈夫
 所沢市体験農場のご紹介

各市町自治体で借りられる農場があるのをご存知でしょうか?
どのように運営されているのか、所沢市農業振興課の方にお話を聞かせていただきました。

所沢市の体験農場とは
所沢市では、農地所有者や周辺住民の方々のご理解やご協力により、約500区画の農場を開設し、多くの方にご利用いただいくことで、「農のあるまちづくり」を推進しています。
年々希望者が増えていたため、今年度に2農場を増設しましたが、現在はキャンセル待ちの状態となっています。
2年に1度の入替え制となっており、募集は所沢市の広報誌「広報ところざわ」などで周知しています。

どのような方が借りるのでしょうか
初心者でも利用できるものでしょうか
初めての方も、もちろんいます。
ご自宅に場所がない方や庭先では満足できない方などの申込みもあります。
利用者は中高年の方が中心ですが、最近は若いご夫婦とお子さんや、親子3世代で楽しまれている方も増えてきました。

――他にも、現地に講師を招いた講習会なども行っているそうです。
初心者でも心強そうですね。

畑の土や管理はどうされているのでしょうか
貸出した区画は、基本的にはご自身で整備をしていただきます。
体験農場には水道がないので、皆さんペットボトルに水を入れて持参したり、バケツに雨水を溜めるなど工夫されています。
2年毎の入替えの際には、利用者の方が退場した農地を深耕し、次の利用者に提供していきます。

――最後に、春のオススメの野菜を伺ったところ
「ほうれん草に始まってほうれん草に終わる」
「とっかかりやすいが一番難しい野菜…」なんて名言もいただきました。


所沢市農業振興課で発行しているこちらの冊子では所沢産農産物を使ったレシピも多数紹介されています。
※冊子は所沢市役所の他、市内の各まちづくりセンターにて配布中

※各市町自治体によって、利用期間、募集区画などは変わります。
お住まいの地域の広報誌や窓口などでご確認ください。

家庭菜園を始めるのに適した時期

始める時期は、大きく分けて春と秋の年に2回。
野菜は温暖な気温を好むものが多いので、初心者の方は、春に種まきをスタートして、夏から秋にかけて収穫できる野菜がおすすめです。

家庭菜園の鳥害対策
野菜や果物の中には鳥たちの好物があるため、「防虫・防風ネット」などでカバーしておきましょう。ネットにはさまざまなサイズがあるので、野菜や果物の生長に合わせて使用してください。
マメ科の野菜や熟したトマト、甘い果物は被害に遭いやすいです。種まき時も要注意。発芽するまで手元で育てると安心でしょう。

 編集部チャレンジ

今回の特集をきっかけに、編集部でも栽培してみよう!というこの企画。
近所のホームセンターへ行ってみると、いろいろな苗が売られていて若干迷いつつも春~秋まで長く楽しめるということで、四季なり「イチゴ」3種類を購入してみました。ちなみに道具もそのホームセンターと百円ショップで揃えたものばかりです。

ホームセンター
・菜園プランター(土容量約28L)
・花と野菜の土(25L)
・野菜の肥料
・イチゴ苗(3種)

百円ショップ
・給水キャップ
・ジョウロ

いざ実践!


①プランターは鉢底ネットと鉢底石が必要ないタイプを購入したので、そのまま土を内側の線まで入れます。


②苗を植え、肥料を軽くまきます。


③お水をあげて完了。

よくばらない品目にしたので、30分くらいでセット完了です。
肥料は50日程度したら追肥予定で、日当たりと乾燥に気をつけつつ、収穫の春を楽しみに待ちたいと思います。

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